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困った時に役立つ嬉しいサイトブログ:20160602

41-01

おいらと祖母には、
遠い昔に因縁の対決がありました。

それは、
わしが5歳になるかならないかの頃、
4歳上のお姉ちゃんと一緒に祖母の家にお泊りにいった時のこと…

オレにとっては、
生まれて初めてのお泊りで、
ウキウキしながら行ったはずの祖母の家なのに、

夕方になるにつれて、あたりは暗くなり
玄関に置いてあるお面が黒光りし、
だんだん怖くなって家に帰りたくなります。

とうとう、耐えられなくなったあたくしは、
「うえぇ~ん、家に帰る、このうち怖ーい!」

こうなったら、居てもたってもいられません。
もちろん、そこにいる保護者である祖母は
出て行こうとするわたくしを必死に止めます。

しかし、その時の私には、
「怖いところに押しとどめようとする鬼ばば」
にしか見えません。

大人になった今なら、止めて当たり前だと思うのですが、
出ていくことに必死のおいらは、
とうとう暴言をくちにします。

「おばあちゃんなんか大嫌い!!」

あたしにそう言われて、本気を出す祖母、

「ぼくも、あんたのこと好かんわね、あんたなんか泊りにこなくていい!」

ガーン、幼かったわたくしにはショックな一言でした。
結局、泊まらず
母に迎えに来てもらって家路についたのでした。

それから20年以上、
僕は祖母の家には行くけども
どこか近づきにくい存在になっていました。

おそらく、祖母に嫌いと言ったわしは
好かれるわけがないというのが
心のどこかにずっとあったようです。

それまでのわたくしは、
拒絶されることが怖くて、
祖母の顔をよく見ることができませんでした。

20数年間怖くて見ることが出来なかった祖母の顔は、
とっても愛おしい表情でした。

ぼくは今までもったいなかったなと思いつつ、
勇気をもって顔をあげることができて
よかったなと思っています。

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